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昨今の自作PC界隈において空冷式の最強CPUクーラーメーカーと言えば、もはやDeepCoolかNoctuaのどちらかと言われるほどに有名なDeepCoolの代名詞的な最強クーラー。そのフラッグシップモデルであるASSASSIN IVやASSASSIN III、ちょっとだけ小ぶりで扱いやすいAK620が揃ってお買い得になっています。
管理人は電力無制限派やオーバークロッカーではありません。どちらかというと、簡易水冷ではなく空冷で、いかにして静かにCPUを定格100%で運用するかについて昔から結構こだわっておりまして、この御三家は全部持っていたりします(笑)しかもASSASSIN IIIに至っては前回のセールで予備用に買い直しました!
全部持っている私が言えることは、この3つのクーラーはCorei9やRyzen9の電力無制限状態で発せられる260~280W級の熱も冷やせるほどの性能で、(正直LS720などの360mm大型簡易水冷にはかないませんが)下手な簡易水冷より性能が良いってこと。現行空冷最強クラスと言っても過言ではありません。
その中でこの3つは、それぞれちょっとずつ性格が異なっておりまして、簡単にまとめると次のとおりです。
オーバークロックや電力無制限状態にしない(120~180W前後で運用する)のであれば、正直どれを選んでも幸せになれますが、何も調べずに買うと、「買ったけど入らない」というトホホな状態になりかねないので、よくよくお持ちのケースのサイズ(特に横幅=CPUクーラーの高さがケースに収まるか)を調べてください。この3つの中ではサイズが大きい順に、
ASSASSIN III > ASSASSIN IV > AK620
となっています。
冷却性能的には旧モデルのASSASSIN IIIが新型のASSASSIN IVよりも高いですが、サイズとファンも大きいです。その点、ASSASSIN IV性能の割に価格も高いながらも、ワンタッチで静音モードへの切り替えができたり、メインのファンがスライド式で取り外しができて脱着が楽だったり、ヒートシンク付きの背の高いメモリとの干渉対策がされていたりと機能面が大幅に向上しています。
あとここら辺は個人的な好みによるんですが、ASSASSIN IVとAK620 ZERO DARKはデザインがどちらも黒い立方体みたいでカッコ良いと思います。LEDピカピカ派でなくてもアクリルパネルを搭載した見せる(魅せる)PCケースに入れてニヤニヤするのも良いんじゃないかと思えるくらいのデザインですね。
余談となりますが、最近、運用中のASSASSIN IIIのファンを、noctuaの14cmファン「NF-A15 PWM」に交換してみようかと考え中だったりします。CPUフル稼働時の静音化の向上が目的なんですが、DeepCoolとNoctureを勝手にコラボさせてみたいという狂気にも駆られています。(笑)
ただ、さすがは高級ファンnoctua、ファン単体で4,000円近くしちゃうんですよね。ASSASSIN IIIのために2個買ったら8,000円。ASSASSIN IIIがセール時に7,000円台なので、CPUクーラー本体そのものよりファン2個の方が高くなってしまうという(笑)
それだったら最初からNoctuaのNH-D15を最初から買えよ!というツッコミにも繋がりますし・・・もうこれは沼です(笑)ロマンがあってステキです!
ちなみにASSASSIN IIIのファンは14cmファンですが、ネジ穴は12cm間隔なんですよね。なので一般的に販売されている14cmファンは付属のクリップで留められません。(無理矢理タイラップ等でCPUクーラーに固定しちゃうという荒技もありますが)
今回ご紹介した3つを含め、ハイエンドなCPUクーラーって静音性と冷却性を見事に両立させているんですが、どうしても高負荷時の騒音がうるさいので、ファンを交換して低回転限定でまわしてなんとかできないかという調整や研究を何年もやっております。
クーラーマスターからも最近ハイエンドCPUクーラーが出てきたので買ってしまおうか悩んでます。でも2万円超える空冷モデルって・・・